意外と知らない?月額400円でお得な付加年金とは

eyacatch968 節約すること
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この記事を書いた人
モン

1980年生まれ。A型。福岡在住の行政書士。2級FP技能士。
40歳にして脱サラ。令和2年度行政書士試験に合格。2021年5月に「そよぎ行政書士事務所」を開設。
自身の経験をもとに脱サラに悩む30代〜40代を応援したい。
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こんにちは、モンです。

会社を辞めると国民年金において第2号被保険者から第1号被保険者になり、厚生年金分の積立がなくなるため将来もらえる年金は少なくなることになります。

年金減る

将来の老後資金の不安を解消するために、国民年金に加えて
iDeCo(個人型確定拠出年金)に加入する
国民年金基金に加入する
個人年金に加入する

などを検討する人も多いと思います。

でも意外と忘れがちなのが月額400円の付加年金の加入。

まずは付加年金に忘れず加入することをおすすめします。

モン
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付加年金、意外と知られていないように思います。

付加年金とは何か

付加年金は月額400円で加入できるお得な制度です。

【付加年金】
国民年金第1号被保険者ならびに任意加入被保険者が、定額保険料に付加保険料を上乗せして納める年金制度。受給額を増やすことができる。
【加入対象者】
・国民年金第1号被保険者
・任意加入被保険者(65歳以上の方を除く)
モン
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脱サラして第1号被保険者になった人は加入できますね。

【保険料】月400円
【受給額(年額)】月200円×納付月数
これを終身でもらえる制度です!

例えば40歳から60歳までの20年間加入した場合

付加保険料 400円×12ヶ月×20年(240ヶ月)=96,000円 に対し
付加年金額 200円×12ヶ月×20年(240ヶ月)=48,000円 となります。

付加年金しくみ

つまり付加年金の一番のメリットは、

納付した保険料が、受給開始から「2年で元がとれる」

ということです。

受給開始から3年目以降はすべてプラスになります。

例えば【40歳から60歳まで20年間付加年金を納付して80歳まで生きた場合

【納付総額】96,000円 に対し
【受給総額】はなんと720,000円! になります
モン
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なんと7.5倍のリターン!こんな金融商品他にないですよ!

付加年金のデメリットについて

2年で納付額を回収できるとてもメリットの大きい付加年金の制度ですが、デメリットもあります。

それは、あくまで月400円までしか積立ができないということです。

リターン率は優れていますが、月400円までしか利用できないため、付加年金に加入すれば老後の生活が安心、とまではいきません。

老後の安定した生活を目指すのであれば、やはりiDeCoや個人年金なども併せて検討する必要はあるかと思います。

なお、国民年金基金に加入すると付加年金は加入できなくなるので注意が必要です。

モン
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脱サラしてまず付加年金に加入して、金銭的な余裕ができたらiDeCo等も検討すると良いかもしれませんね。

付加年金の申込み方法

付加年金は、市区役所及び町村役場の窓口での申込みができます。

ネットや郵送での申込みはできないようです。

【2022/9/8追記】
お近くの年金事務所でも申込みが可能です。

【手続きに必要なもの】
・本人確認書類(個人番号カードまたは運転免許証等)
・申請者の個人番号が確認できるもの(通知カード・個人番号カード等)、ない方は年金手帳
・委任状(住民票上別世帯の代理人申請の場合)
モン
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厚生年金から国民年金に切り替える場合は、忘れずに付加年金の申し込みをしておきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今日は、月額400円支払うだけで、大きなメリットが受けられる付加年金の制度についてまとめました。

・付加年金は月額400円で大きなメリットがある制度である
・加入して損はないので加入すべき
・金額自体は小さいため、iDeCoや個人年金も併せて検討を

参考にしていただければ幸いです。

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