こんにちは、モンです。
人見知りの性格の人は、行政書士は向いていないのでしょうか。
世の営業マンのような積極的な営業トークや、対面営業に対するモチベーションが高くなければ行政書士は務まらないと考える人も多いかと思います。
人見知りだからお客さんとうまく話す自信がない。
飛び込み営業なんか自分にできる気がしない…。
消極的な自分の性格を考えて、行政書士の開業に大きな不安を抱えている人もいるのではないでしょうか。
僕自身、かなりの人見知りでこれまで人付き合いをできるだけ避けて人生を歩んできました。
これまでの僕の記事を読んで頂ければ、僕がいかにネガティブで人付き合いを苦手としてきた性格かを分かって頂けるかと思います。
褒められるようなことでは全く無いですが…(汗)
そんな性格である僕が、行政書士として開業し3ヶ月が経過し、今思うのは
「人見知りは行政書士に向いている部分が意外と多いのではないか?」
ということです。
今回は、人見知りが行政書士に向いている理由、人見知りが行政書士として行っていくべき営業戦略について考えてみます。
これから開業を目指す方、行政書士として開業したものの、なかなか営業に積極的になれない方の参考になれば幸いです。
人見知りは行政書士に向いている?
そもそも人見知りの性格の人はこのような特徴の方が多いと思います。
僕はすべて当てはまります…
ただ、このような性格の人は行政書士の実務においては、かなり向いているといえるのではないでしょうか。
一人で過ごすのが好き
一人事務所の場合は特にですが、実務は黙々と一人でこなす必要があります。
社交的な人にとっては、会話もなく黙々と一人で書類作成を行うのを辛いと感じる場合もあるかと思います。
でも人見知りの人は、特に人と会話がなくてもストレスなく仕事をできる場合が多そうです。
自分に自信がない・神経質・完璧主義
これはまさに行政書士の実務には相性がバッチリです。
不備の無い書類作成が求められる行政書士にとって、自分に自信が無いことはむしろメリットとなります。
自分に自信がある人は、確認を怠る傾向が多いように思われます。
ただし、自分に自信がなく、神経質で完璧主義の人は、何度でも繰り返し確認を行います。
不備のない書類作成を行う上では、人見知りの性格はプラスに働きそうです。
人の気持ちに敏感になりすぎる
人見知りの人は人の気持ちに敏感すぎて、行動ができない、気疲れするということが多いです。
ただ人の気持ちに敏感ということは「相手の気持ちに共感する」能力に長けているとも言えます。
この「共感力」は行政書士の仕事にとって非常にプラスになるのではないでしょうか。
「共感力」をもった行政書士は、お客様の悩みに寄り添って親身に対応することができ、喜んでもらえる仕事ができるのではないでしょうか。
人見知り行政書士の営業戦略
人見知りの性格は、行政書士の実務においては向いている部分も多いかと思います。
ただし、先日の記事でも書いた通り、営業を行って仕事を獲得して来なければそもそも実務を行うチャンスはありません。
人見知りの性格の人にとって、この「営業」という存在が大きな壁に感じられます。
僕も行政書士として開業する前は、「営業」に対する大きな不安がありました。
でも実際に開業するに当たり、営業についてはある程度割り切ることにしました。
「できることはしっかりやる」
「できないことは無理してまでしない」
僕が決めた「しっかりやること」「無理してやらないこと」は以下の通りです。
しっかりやること
・WEBマーケティングを活用したネット集客
・ポスティングやDM等の販促活動
・商工会議所主催の交流会の参加
・近隣のお店などへの挨拶
無理してまでしないこと
・飛び込み営業
・異業種交流組織への参加
・地域の組織への参加
無理しない部分を決めることでだいぶ心が楽になりますよね。
営業方法に決まった正解は無い
事業を継続していく上で営業活動は非常に大事です。
ただし、営業方法に決まった正解は無いと思います。
どんなに優れた営業方法でも、自分の性格に合っていなければ長続きはしません。
皆が言うからと「営業はこうしなければいけない!」と決めつけてしまうと、うまくいかないだけでなく、性格に合わずに心身に大きなダメージを負ってしまう恐れもあります。
試行錯誤しながら、自分にあった営業方法を模索していくことが大事なのではないでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は人見知りが行政書士に向いている理由と、取るべき営業戦略についてまとめました。
人見知りな性格が、行政書士の仕事をする上でプラスに働くこともたくさんあります。
営業においては、できること、できないことをしっかり見極めて、自分にあった営業方法を模索していくことが大事になると思います。
参考にして頂ければ幸いです。
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