行政書士の開業に必要なのは経験よりも営業力である

行政書士の開業に必要なのは経験よりも営業力である 行政書士のこと
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モン

1980年生まれ。A型。福岡在住の行政書士。2級FP技能士。
40歳にして脱サラ。令和2年度行政書士試験に合格。2021年5月に「そよぎ行政書士事務所」を開設。
自身の経験をもとに脱サラに悩む30代〜40代を応援したい。
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こんにちは、モンです。

行政書士として開業を目指す人にとって、実務経験の有無についてはかなり気になるところですよね。

法律事務所などでの勤務経験のない僕にとっても、実務の不安は非常に大きいものでした。

実務に対する不安を解消するため、

・セミナーや講座等で実務の学習を積んでから開業を目指したい
・法律事務所等で勤務して経験を積んでから開業を目指したい

このように考えている人も多いのではないでしょうか。

ただ実際に未経験で行政書士事務所を開設し3ヶ月が経過しようとしている僕にとって今思うことは、

行政書士の開業に必要なのは、「経験」よりも「営業力」である。

ということです。

今日は僕がそう思うように至った理由についてまとめます。

これから行政書士として開業を目指す人にとって参考にして頂ければ幸いです。

営業して集客できなければそもそも仕事はない

あまりに当たり前のことですが、意外と見落としている人は多いのではないでしょうか。

どんなに実務経験が豊富な人であっても、営業をして集客ができなければ、その経験を活かす場所もないのです。

法律事務所等で手に入れた人脈等が活かせるのではないか?

こういった意見もありそうですが、実務経験において手に入れた人脈による紹介だけで開業後も経営を維持できる人は殆どいないのではないでしょうか。

やはりどんなに経験が豊富であっても、営業は行わないと事務所は維持できません。

経験があるから仕事が来るわけではない。

営業を行うことによって仕事を獲得する必要があるのです。

実務は結局の所「なんとかする」しかない

とはいっても、実務の知識や経験がないと、お客様の案件をこなすことができないと不安に思う人も多いと思います。

ただ、行政書士の業務は非常に多岐にわたります。

ベテランの先生も開業から何年も経って初めての業務に当たることも多いと聞きます。

開業前に全ての実務の知識を身につけるのは不可能です。

実務は結局の所、「なんとかする」しかないのです。

分からない業務であれば、先輩の先生に相談する、役所に質問するなど対応方法はいくらでもあります。

業務を依頼するお客様にとって大切なのは「豊富な知識」ではなく、「誠実に対応すること」です。

お客様に誠実に対応することは、経験の有無は関係なく誰にでもできることだと思います。

開業前はマーケティングの学習に時間を費やすべきである

行政書士の開業前には、セミナーや講座などで実務の学習に時間を費やす人が多いと思います。

でも僕は、実務の学習よりもマーケティングの学習に時間を費やしたほうが良いのではないかと思います。

上記の通り僕は、開業の1ヶ月ほど前からWEBマーケティングの本を読み漁り始めて、ホームページの制作を開始しました。

正直もっと早くからマーケティングの学習を始めていたほうが良かったと後悔しています。

WEBマーケティングだけでなくリアル営業の学習もしていたほうが良かったです。

未経験でも営業を行えば仕事は来る

僕自身は「未経験でも営業をしっかり行えば仕事はたくさん来る!」と強く言えるほど実績はありません。

ただ、開業から2ヶ月を経過するあたりから、ホームページやポータルサイト経由でお問い合わせが少しずつではありますが増えてきた印象があります。

また、交流会などの機会で名刺を交換した方から、「こんな大きな案件を新人に依頼する?」と思えるようなご相談を受けることもありました。

ご相談において、実務経験を聞かれたことは一度もありません。

やはり、集客において大切なのは、豊富な経験ではなく、適切な営業を行うことだと実感しています。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は行政書士の開業に必要なのは「経験」よりも「営業力」であるということについてまとめました。

開業して改めて思うのは、行政書士の仕事は本当に幅が広く、仕事自体は世の中に多くあふれているということです。

ただ、営業力を発揮してその仕事を自分のもとに引き寄せることができなければ、いつまで経っても事務所の経営は安定しません。

僕自身まだまだ、営業力の向上を行っていく必要があります。

この記事で行政書士にとって営業力の大切さを認識するきっかけにして頂けたら幸いです。

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