こんにちは、モンです。
企業や事業主にとって、Webマーケティングは必要不可欠の時代です。
Webマーケティングにおいてホームページの開設は基本中の基本。
ホームページへの集客が、SEOやネット広告などの目的になるからです。
総務省の調査によると、令和元年度において従業員100名以上の企業の89.7%がホームページを開設しています。
企業がホームページを持つのは常識になっていますよね。
古いデータですが、個人や従業員100人未満などの小規模事業者においても、
2007年 39.6% 2012年 46.3% の事業者がホームページを開設しています。
2021年においては、50%以上の小規模事業者がホームページを開設していることは予想されます。
では、行政書士のホームページの開設率は何%なのでしょうか。
気になったので調べてみました。
行政書士のホームページ開設率は40%未満?
【僕の開業予定地のホームページ開設率】
総事務所数 | HPを開設している 事務所数 |
HP開設率 |
132 | 51 | 38.6% |
僕が開業を予定している地域(福岡市博多区)に限定して調査してみた結果です。
ホームページの開設率は38.6%という結果になりました。
事務所名で検索して1ページ目に表示される場合を「ホームページあり」としましたので、完全に正確な結果ではないと思います。
行政書士にホームページは必須と考えていたので、思ったより少なくて正直驚きました。
登録5年未満の事務所でもHP開設率は5割程度
行政書士登録からの期間別に集計してみました。
登録からの期間 | 総事務所数 | HPを開設している 事務所数 |
HP開設率 |
0〜5年未満 | 44 | 24 | 54.5% |
5〜10年未満 | 36 | 9 | 25.0% |
10〜15年未満 | 17 | 6 | 35.3% |
15〜20年未満 | 9 | 7 | 77.8% |
20年以上 | 26 | 5 | 19.2% |
合計 | 132 | 51 | 38.6% |
登録から長い事務所ほど、ホームページの開設率は低くなる傾向は見られます。
長く営業している事務所は、紹介や既存の繋がりで集客ができていることが予想されますね。
ただ登録から5年未満の事務所においてもホームページの開設は半数程度のようです。
ホームページが無くてどうやって集客しているのか
ホームページの無い事務所の多くは、マッチングサイトを利用しているようです。
・相続関係の専門家紹介サイト「いい相続」
・建設業許可申請のサポートサイト「建設業許可申請ドットコム」 など
マッチングサイトに事務所を登録することで、サイト経由の集客ができるようです。
登録料は無料から月数千円程度、成果報酬の場合もあるようです。
どのくらいの集客が見込めるのか、気になるところです。
それでも行政書士にホームページは必要である
紹介やマッチングサイトなど、ホームページ以外での集客は可能です。
でもやはり、行政書士として開業する上でホームページは必要だと思います。
情報を検索する人は増え続けている
毎年、googleやヤフーなどで情報を検索するユーザーは増え続けています。
上記の通り、70歳〜79歳のシニア層でも74.2%がインターネットを利用しています。
「ホームページを作ってもどうせ高齢者は見ないでしょう。」
という考え方は現代においては通用しません。
ホームページは全世代に向けた、集客ツールといえます。
行政書士の「人柄・想い」などをアピールできる
行政書士の仕事は、一般的にはよく理解されていない事が多いと思います。
そんな中、選んでもらうためには自分自身を売り出していく必要があります。
ホームページ上では、人柄や想い、雰囲気など、自分自身を細かくアピールすることができます。
タウンページやマッチングサイト上の少ない情報ではなかなか難しいと思います。
ホームページ作成のハードルとは
ホームページを作成する上でのハードルは、
上記の内容に尽きるのかと思います。
外注ホームページ | 自作ホームページ | 合計 |
24件 | 27件 | 51件 |
今回集計したエリアのホームページを外注か自作か、見た目で判断して集計した結果です。
見た目の印象としてはやはり外注のホームページのクオリティはかなり高いです。
ただ外注の場合、初期コスト10万円以上、管理費毎月5千円程度はかかるかと思います。
その費用をどう考えるかですよね。
最近ではWordPressなどのツールで、簡単にホームページを作ることも可能になっています。
コストとクオリティのバランスを考え、しっかり検討したいところです。
僕はWordPressでホームページを作成するつもりです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は行政書士のホームページ開設率をもとに、ホームページの必要性についてまとめました。
予想していたより、ホームページを開設していない事務所が多くて驚かされました。
個人的には行政書士の開業とホームページの開設はセットであると考えています。
皆さんはどうお考えでしょうか。
参考にしていただければ幸いです。
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