こんにちは。モンと申します。1980年生まれの福岡在住です。
先日12年間勤めた会社をやめて、現在は行政書士で開業を目指しています。
僕は基本的にネガティブ思考の持ち主です。
『まあ、何とかなるでしょう』と考えられずに生きてきました。
一般的には、何事もポジティブ思考が大切と言わていますよね。
でも僕自身はネガティブ思考で生きてきたからこそ、良かった部分は
たくさんあると考えています。
僕の事例をもとに、ネガティブ思考にもメリットがあることをお話ししたいと思います。
僕のネガティブ人生
僕は基本的にずっとネガティブです。
昔から人付き合いは得意ではなく、友人は少なかったです。
社交的な人を見ると、自分に持っていないものを持っていると思い、
羨ましく思い、いつも劣等感を感じていました。
大学に入学し、大学生のコミュニケーションに馴染めず、
バイトに明け暮れた挙句、最終的には大学の卒業に6年かかりました。
そして就職はせず、一時期はフリーターをしていました。
その頃が自分の中での劣等感・ネガティブ思考が強く形成された時期です。
自己評価が著しく低いのです。『自分はダメな人間だ』と。
その後半年のフリータ―の時期を経て、中途採用で就職します。
15年程会社員時代を過ごして、先日脱サラし今に至ります。
私生活においては、ネガティブのため生きづらい部分はあったかと思いますが、
バイト時代を含めて、就職後も仕事においては、基本的に僕は比較的高く評価されてきたように思います。
それはある意味、僕のネガティブな思考のおかげの部分も大きいと思います。
仕事におけるネガティブ思考のメリットとは
仕事におけるネガティブ思考は、良い部分が多くあると思います。
あくまで僕の経験上の話です。
メリット①自己評価が低いため成長につながる
ネガティブな人は基本的に自己評価が低いです。
自己評価が低いと、人に褒められると異常に喜びます。
もっと褒められたいと仕事を頑張ります。
自己評価が低いと、人から仕事を頼まれたら断りません。
むしろ「こんな僕に頼ってくれるなんて」と喜びます。
自己評価が低いと、ミスをしたときに異常に落ち込みます。
しっかり反省して次はミスをしないように気を付けます。
このように仕事において自己評価が低いことは、成長につながる要因になります。
周りから認められる存在になることにも繋がります。
逆に自己評価が高い人は、人の意見を聞かず、ミスをしても落ちこまない人が多いように思います。
そういう人は成長が遅いです。
メリット② ネガティブな人は物事を長期的に考えられる
ネガティブな人は、つねに『僕はこのままでいいんだろうか』
『この仕事を続けていて大丈夫だろうか』など、必要以上に先のことまで
心配して生きています。
基本的に常に不安を抱いているため、不安を解消するための
準備や努力は惜しみません。
そういう意味ではネガティブな人は、物事を長期的に計画立てて考える
能力は優れていると言えそうです。
逆にポジティブな人は、『まあ大丈夫でしょ』『今日が楽しければOK』と
考えて長期的な視野を持っていない人が多いように思います。
メリット③ 仕事上の人間関係は比較的円満
ネガティブな人は、必要以上に相手の気持ちをを察知して行動するため、
仕事上の人間関係は比較的円満になることが多いです。
上司からも部下からも信頼を得ることはできますが、
基本的に本人の心労は絶えません。
ネガティブ思考を決して表に出してはいけない
このように、ネガティブ思考は仕事においては、かなりプラスに作用する部分があります。
ただし、ネガティブ思考を口に出したり、行動に示したりしてはいけません。
周りに悪影響を与えて、組織の士気が下がることに繋がります。
ネガティブ思考はあくまで内に秘めているときにメリットとなります。
努力と実績を伴うポジティブ思考が最強である
ネガティブ思考のメリットについて話してきましたが、
ポジティブ思考が悪いわけではありません。
ただ最初から無責任に根拠なく、ポジティブに考えるのではなく、
ネガティブ思考を持つことで、自分に足りないこと、改善点をしっかりとらえ、
計画的に対処することで、結果としてポジティブに考えられるのです。
努力と実績を伴ったポジティブ思考が最強だと思います。
まとめ
今日は、ネガティブ思考が仕事においてメリットになるというお話をしました。
僕のネガティブ思考は、私生活において本当に人生を生きづらくしています。
人付き合いに対する消極性がとにかく酷いです。
ここは本当に改善していかないといけません。
ただ仕事においては、本当にネガティブで良かったな、と思っています。
人に認められたい一心で成長してこれたと思います。
今後は自分で自分を認められるように、さらに努力していこうと思います。
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