こんにちは、モンです。
BizHitsが1,000人を対象にしたアンケートでは、約9割の人が「会社を辞めたい」と思ったことがあるようです。
辞めたいけど辞められないという人の理由に
「自分の仕事は他の人にできない。」
「今自分が辞めると会社や同僚に迷惑をかける。」
と考える人もいるのではないでしょうか。
先述のBizHitsの調査でも、会社を辞めたくても辞めない理由に「辞めると迷惑がかかる」という理由もランクインしています。
「会社に自分の代わりにいる人がいない」「自分がいないと仕事がうまく回らない」という考えは、一見責任感の現れのようでありますが、実際は甘えや思考停止の可能性があります。
世の中のほとんどの仕事は、代わりがいます。自分の代わりはいくらでもいるのです。
会社や同僚を理由にせず、あくまで自分がどうしたいかが大事ですね。
誰が辞めても会社は回る
僕は前職においては、店舗運営の管理者として働いていました。
・売上や集客のデータ集計、案内
・商品の発注管理
・売場づくりの指示、必要POPの作成 など
僕は比較的PCが触れたので、ExcelやAccessでのデータ集計を基にした運営のアドバイスや、IllustratorでのPOPづくりで他の社員からかなり頼られていたと思います。
実際、退社の意向を部下の社員に伝えた時は
モンさんが辞めたら会社が回らないです。困ります!
と言ってもらえて、ある意味うれしい気持ちにもなりました。
でも、実際退社した後に特に連絡が来ることもなく(最初1.2回はありましたが)会社は普通に回っているようです。
現実はそんなもんです。
全体的に甘えの組織になっていないか
僕自身、「自分がいないと会社が回らない」と考えている時期もありました。
それは、自分の仕事に対する責任感の現れと思っていました。
ただ今思い返してみると、ある意味では甘えや思考停止の精神も含まれています。
「自分は必要とされているから大丈夫」と現状維持を望んでいるのです。
必要とされるポジションを守るため、自分でやったほうが早いという理由をつけて、同僚や部下にあまり仕事を振りませんでした。
これは同時に、周りの人間も「あの人がやってくれるから大丈夫」と甘えの精神を作ることになります。
社員それぞれが甘えの精神でいる組織は良い組織とはいえません。
自分の代わりがいない場所はどこか
会社に自分の代わりはいくらでもいます。それが現実です。
ただ、家族や大切な友人にとっては、自分の代わりはいません。
そして自分自身の人生にとっても、自分の代わりはいません。
その事に気づいたときに、正しい人生の選択をできるのではないでしょうか。
本当に自分の代わりのいない場所で頑張るのが一番ですよ。
まとめ
あなたがいなくても仕事は回り
あなたがいなくても会社は回る
あなたにしかできないことは
ほとんどなくて
あなたの代わりはいくらでもいる
自分には価値があると
思い込もうとしても
まわりにアピールしても疲れるだけ
あなたにしかできないことは
自分を大切にすること
無理して頑張らなくていい
休みたいなら休めばいい
自分を犠牲にしないように
自分の気持ちと体を大切に
Instagramのyumekanau2さんの「いなくてもいい」という詩です。
代わりのない自分はどこの場所にいるのか、落ち着いて考えてみることをおすすめします。
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