こんにちは、モンです。
家族や友人との会話であれば楽しくできても、例えば取引先の担当者との雑談や、義理の両親との雑談、苦手な上司との雑談などで困ることありますよね。
適当に話を合わせているのが大変、しんどい。
沈黙がこわい。話が途切れると焦って話題を探すけどうまくいかない。
などなど、雑談に関する苦い経験は誰にでもあると思います。
そんなときに役立つのが今回紹介する「超雑談力 人づきあいがラクになる 誰とでも信頼関係が築ける」です。
本書の結論とは
・雑談に意味や情報は必要ない、ただ続けばいい。
ということだと思います。
この本を読んで雑談力を身につければ、私生活やビジネスにおいて良い人間関係をつくることができるかと思います。
雑談はただ続けばいい、と聞くと少し気が楽になりますね。
雑談の目的は「人間関係の構築」である
雑談の目的は、情報交換ではありません。あくまで円滑な人間関係を構築することが目的です。
要するに「この人いい感じだな」とお互いが思えるようになることが大事。
そのためには、有益な情報や結論、話のオチは不要です。
お互いの気持ちをやり取りして会話のラリーができれば充分なのです。
アドバイスや否定はだめ、あくまで肯定が大事
雑談において、正論は不要です。
相手が間違ったことをいっているときには、否定やアドバイスをしたくなることもあるかと思いますが、そういう時も否定やアドバイスはせずにとにかく肯定的な姿勢を維持することが大事。
人は肯定され続けると心を開きやすくなり、良い人間関係に近づきます。
雑談の目的は相手を正すことではなく、あくまで円滑な人間関係の構築です。
会話が途切れたら前の話題に引き戻す
雑談の中で、会話が途切れて沈黙が生まれると不安になります。
焦って無理やり新しい話題を始めてみても結局盛り上がらず、更に沈黙に…ということになりやすいです。
会話が途切れたときは、盛り上がった前の話題に戻ればいいのです。
雑談において話題が戻ってはいけないルールはありません。あくまで気持ちよく会話のラリーが続けばよいのです。
褒められたら謙遜せず「ありがとうございます」と感謝する
褒められると、つい「いやいやそれほどでも」と謙遜してしまいますが、このような受け答えをしてしまうと会話がそれ以上続きにくいです。
相手からしてもせっかく褒めているのに、受け入れてもらえず逆に「〇〇さんのほうがすごいですよ」などと切りかえされても面倒に思います。
褒められた時は、素直に「ありがとうございます。」と気持ちを受け取ったほうが、相手も喜びます。
共通の話題は不要、相手の知識を教えてもらえばよい
雑談を盛り上げようとして共通の話題を探してしまうことが多いですよね。
たまたま、趣味が同じだったことがわかると、テンションが上って自分の話をすごい勢いでしてしまうことがありませんか。僕はあります。
雑談はあくまでお互いが気持ちよく会話のラリーをすることが重要なので、テンションが上ってもまずは相手に話を促すことが大事。
共通の話題が見つからなくても、相手の知識を教えてもらう姿勢を取れば雑談はスムーズに進みます。
「趣味は何ですか?」ではなく「最近ハマっているのはなんですか?」
「趣味は何ですか?」って初対面の人と雑談する上でよく使うフレーズですよね。
会話を盛り上げる話題を探すためにする質問ではありますが、聞かれる側からすると意外と困る質問でもあります。
「最近読書を良くしているけど、”趣味”という程ではないよな」
「本について質問されても答えられる自信もないし…」
となり、どのように答えようか悩むことになります。
その場合は「最近ハマっているものはなんですか」と質問を変えると相手が答えやすくなります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
本書における結論は、
・雑談に意味や情報は必要ない、ただ続けばいい。
ということです。
「なにかおもしろい話題を探さなくては!」「意味がある話をしないと!」と焦る必要はありません。
会話がうまく継続させる少しのテクニックを持っていれば充分なのです。
今回紹介した他にも本書には、雑談力のテクニックが多く紹介されています。
気になった方はぜひ読んでみてください。
ちなみに本書もAmazonのオーディオブック「Audible」で聴きました。
1ヶ月無料体験もできるのでおすすめです。
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