こんにちは、モンです。
インプットとアウトプットの黄金比は「3:7」である。
いきなりそういわれてもピンとこないですよね。
ここでいうインプットとアウトプットの定義とは以下のとおりです。
普段から、本を読んだりニュースを見たりして、新しい知識は増えていきますよね。
また、現代ではネットやSNSによって膨大な情報が頭に蓄積されていきます。
これが「インプット」です。
ただし、これをいざ仕事や実生活で人に説明したり、活用しようと「アウトプット」を試みても、
あれ、こないだ勉強したんだけど内容を覚えていない。
知識はあるんだけど、人前で発言する自信がないなあ。
などとなることはないでしょうか。僕はそうです。
これは普段から圧倒的にアウトプットの量が足りていないことが原因です。
いくら多くの知識をインプットしていても、それをアウトプットする行動を起こさなければ成長は見込めません。その黄金比率が「インプット:アウトプット=3:7」なのです。
この本の著者は、多忙な精神科医でありながら、メルマガ毎日発行13年、Facebook毎日更新8年間、You Tube毎日更新5年間など、とんでもない量のアウトプットを実践しています。
その著者が、アウトプットの重要性、実践方法、トレーニング方法をこの本で教えてくれます。
本日は、この本を読んで特に気になった点、すぐに実践しようと思った点についてまとめていきます。
成長をするためにはアウトプットしなければならない。
2週間に3回使った情報は、長期記憶される
学んだことを知識として脳に定着させるためには、実践(アウトプット)が有効であるということは、体感としてなんとなくわかります。
実際僕は以前学習したファイナンシャルプランニングの知識も、1年後にほとんど忘れていたことがありました。
これはあくまで試験のための学習であり、実践が伴っていないことが原因だと思います。
しかし「実践を伴わない知識は忘れていく」ということは、本書によると脳科学的に立証されているとのことです。
人間は記憶したことを、海馬に仮保存します。仮保存期間は2〜4週間。
その間に繰り返し使われた記憶を脳は「重要な情報」と認識して、側頭葉の長期記憶に保存するのです。
つまり目安として2週間で3回以上アウトプットすると、知識は長期保存されやすくなるのです。
つまりアウトプットが人を成長させる原動力になるということです。
アウトプットは「したほうがいい」ではなくて、「しなければならない。」
そういう意識が必要なのです。
アウトプットすることでフィードバックが得られます。それがさらなる成長にも繋がります。
やる気がでない時も、まずは作業を始めてみる
5分だけがんばって「やる気スイッチ」オン
アウトプットを意識して生活をしていても、なかなかやる気が出ずに作業に取りかかれないときがありますよね。
「ブログ書かなきゃ…」「Twitter更新しなきゃ…」と思いながらも、やる気が出ずに気がついたらYou Tubeを見ていたり、ネットサーフィンしていたりと、これでは効率的なアウトプットはできません。
本書によると、やる気のスイッチを入れるには、まずは5分間作業してみることが重要とのことです。
人間は5分程度の作業を行うことにより、作業興奮により徐々にやる気や集中力が高まります。
それは脳のやる気スイッチである側坐核(そくざかく)という箇所が5分程度の刺激により活発化することが理由とのことです。
やる気がでない時も、とりあえず5分作業してみよう!
アウトプットに100点は必要ない
「30点の完成品」を、時間をかけて磨き上げる
個人的にこれは重要だなと思います。
アウトプットに質を求めてしまうと、完成まで至らない事になりかねません。
アウトプットに大切なことは、質よりも量です。
質は量をこなしていくことで自然と身に付いていくと思います。
質にこだわることで、結局アウトプットできなければ何も意味がありません。
アウトプットは質より量。まずは一行でも一言でも完成させることが大事!
まとめ
今回は「学びを結果に変えるアウトプット大全」を元に、自己成長をし人生を豊かにするためのアウトプットの重要性とそのコツについてまとめてみました。
僕自身、40歳で脱サラをしたことを機に、外に向けた発信を意識して生活するようになりましたが、この本を読んで、まだまだアウトプットが足りていないことに気付かされました。
今後は本書に記載されているアウトプット術を活用して、成長の螺旋階段を登っていきたいと思います。
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